こんばんわ~。おっさんです。
本日スーパーで買い物をしてANAPayで設定しているVISAタッチ決済をしたところ何をしてもエラーで利用ができませんでした。
ANAPayをマイル口座の方に設定していて仮想ロックしていたのかと思い確認したのですがキャッシュ口座になていて問題なし。先週利用した時は問題なく出来ていたのに、何度やってもエラーで結局クレジットカードで支払いをして帰ってきました。
結論から言うと、Googleウォレット(旧Google Pay)のタッチ決済セキュリティ仕様が変わっていたのが原因です。どうやらGooglePlayでアプリを週末にアップデートをしたのでバージョンが上がったようです。
本記事ではGooleウォレットにタッチ決済を設定している
- Googleウォレットの仕様変更について
- 交通系タッチ決済の注意点
- 少額決済も本人確認認証してロック解除が必要
Googleウォレットのセキュリティ仕様変更でタッチ決済の制限が強化
Google は 2024 年 3 月下旬に「Google ウォレット」新たな設定カテゴリ[セキュリティ]を新設したとのこと。
Googleウォレットの対象Ver24.10以降です。
セキュリティ変更内容
Googleウォレットにタッチ決済を設定している場合に、セキュリティ仕様変更前は利用するのに画面を点灯させた状態で一定金額までは本人確認認証によるロック解除はが不要でしたが、変更後は金額によらず利用前にロック解除して画面を点灯させて利用しないとエラーとなります。
タッチ決済設定状態 | 利用方法 |
---|---|
デフォルトのカードに設定(1枚) | Googleウォレットで生体解除して画面点灯させて利用 |
デフォルトにカードに設定(複数枚登録可能) | Googleウォレットで利用するカードを表示させて利用 |
注意が必要なのはタッチ決済。SuicaやPASMOなどは大丈夫

Googleウォレットにはタッチ決済以外にもSuicaやPASMO、iD、Edy、nanaco、waonなどの決済手段がありますが、今回の対象はタッチ決済になります。
決済手段 | 利用時ロック解除 |
---|---|
タッチ決済 | 必要 |
Suica/PASMO/iD/nanaco/QUICPay/waon | 不要 |
交通系タッチ決済利用は設定に注意が必要
タッチ決済で乗れる交通機関が最近は増えていて、モバイルsuicaやモバイルPASOMOの様に改札でタッチして通ることが出来るようになっています。
VISA/JCB/Amexと言ったタッチ決済で交通機関を利用できますので、スマホのタッチ決済でも同様に利用可能です。
先ほどの説明で、今回のセキュリティ仕様の変更で、利用時には本人確認によるロック解除が必要と解説しましたが、交通機関利用時には解除することなく画面点灯だけで利用できる設定が追加されています。
交通機関支払時のセキュリティOFF設定手順
Googleウォレットを開き、右上のアイコンをタップすると出てくるメニューから
「ウォレットの設定→本人確認の設定→交通機関の支払い→確認が必要です」
の順で進みます。

[交通機関の支払い]を OFF にすることで、改札通過時に本人確認認証不要となります
[交通機関の支払い]を ON にした場合は、改札の通過時などでも本人確認認証が必要となりますので事前に解除してから通過しないとエラーで後ろの人に迷惑をかけることになってしまうので注意が必要です。
10,000円以下の決済でも本人確認認証が必要
以前までは、10,000円以下の決済の場合、本人認証確認(ロック解除)をしなくても利用が出来ていました。
ところが、今回の変更で10,000円以下の利用でもスマホのセキュリティ
- PIN
- パターン
- パスワード
- 生体認証
と言った使用しているスマホ搭載の方法で本人認証確認をしてロック解除が必要となっています。
まとめ
Googleウォレットのセキュリティ仕様変更でタッチ決済がデフォルトのカードに設定してある決済カードは生体認証本人確認をしてロック解除して画面を点灯した状態でないと使えなくなった変更点について解説しました。
iDやモバイルsuicaと言ったいわゆるお財布携帯を利用した利用は特に変更点は無くそのまま利用できますが、タッチ決済を利用してきた人は今まで出来ていたのに当然出来なくなってしまうので、知らないと清算時に理由が分からず困ってしまう事になり、迷惑以外の何物でもな仕様変更です。
セキュリティの事なので仕方ないかもしれませんが、もっと広く周知して運用を開始するべきではないでしょうか。
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